BRIEF HISTORY OF TOYO
東洋商会の歴史
昭和28年2月 | 自動車部品、用品、付属品の輸出及び卸売りを目的として、大阪市福島区福島北2丁目20に於て、東洋商会を創業。 |
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昭和31年9月 | 資本金50万円をもって株式会社東洋商会を設立。 |
昭和35年7月 | 資本金300万円に増資。本社を大阪市北区梅ヶ枝町79に移転。 |
昭和44年9月 | 現住所に新社屋完成、本社所在地を変更移転。 |
平成30年 8月 | 本社事務所移転。 |
我社の創始者・斉藤為ノ助(1902-1988)は、昭和10年代(1930年代)大阪市内の欧州車、米国車、オートバイなどの輸入会社で車両販売に従事、第二次世界大戦後、同社で自動車部品の輸出部を設立、日本で製造した米国車用部品をアジア、オーストラリア、中米、中南米などに輸出する。
自ら中米、中南米などを訪れた際、僅かながらも日本車の四輪駆動車が走行していることに着目、将来日本車の輸出が増大することを予見し、欧州車、米国車用部品から日本車用部品の開発へと方向転換する。
日本車用部品を専門的に扱う商社の必要性を考え、昭和28年(1953年)自ら東洋商会を設立し新たな輸出先の開拓に乗り出す、折から同年政府が石油への熱源転換奨励策を発表、また昭和31年(1956年)エジプトのスエズ運河閉鎖により中近東諸国への日本の四輪駆動車、各種トラックの輸出が増大し始めたことに相俟ってサウジアラビアなどの中近東及びアフリカへの輸出が我社の主力となる。
その後、度々の中東戦争、石油危機などに直面しながらも商売開始以来現在に至るまで多くの顧客と極めて良好な関係を維持し、また中国、アジア、インド、中米、中南米など多くの地域においても良好な事業展開を行っている。